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2008年9月 5日アーカイブ

夏の終わりのちょうど今ごろ、肌は一年のうちで最も“疲れた”状態です。あなたも心あたりがあると思いますが、この夏は、全国的に高温で強い日差しが照りつける日が続き、お肌も疲れ気味のはずです。

紫外線のダメージに加えて、夏の間は皮脂や汗の分泌が盛んになり、肌のきめが乱れ毛穴も開きます。冷房の効いた部屋で長時間過ごした場合、実は冬のように肌が乾燥します。そして、過酷な環境から肌を守るため、角質(肌の表面)は厚くなり、ごわついてしまうのです。

しかし、夏の間は汗のせいで肌の表面が湿っているので、保湿クリームや保湿美容液を使わない人も多いですよね。これは要注意です。皮膚科医の野村さんも「乾燥を意識して、早めに保湿剤を使い始めましょう。夏が終わる今の時期が、お肌の手入れの時です」と話してします。

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化粧品メーカーの調査によると、肌を日焼けさせる紫外線量が最も増えるのは6~7月ですが、肌の色が最も暗く(濃く)なるのは、8~9月だそうです。

つまり、肌は季節を後追いするということになり、これからの季節にケアを充実させることが、肌の夏バテ防止へとつながります。

夏のダメージ回復のためには、いつもより丁寧で、優しいケアが大切です。ゴシゴシこすったり、粒子の粗い洗顔料を使う必要はありません。むしろ肌を傷めてしまいます。洗顔料を手にとってから30秒ぐらいを目安に泡立て、たっぷりの泡で優しく優しく洗うのがポイントです。

化粧水は、コットンを使ってむらなく丁寧になじませます。手でつけると、手にも染み込むため、コットンを使用することでより効率的に顔へ染み込ませることができるのです。もちろん、手もきれいにしたい場合は、たっぷりの量を使えばOKです。また、化粧水や美容液を含ませたマスクで顔を覆うなどして、一手間かけるとさらに効果的です。美白美容液、クリームなどもしっかり使って、夏の間に疲れた肌をいたわりましょう。この時使用するのは、ケミカル化粧品より、自然派化粧品を使用することをおすすめします。

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