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2009年3月27日アーカイブ

ペットの多くは人間より寿命が短いものです。そうすると、避けられないのが、ペットを見送ることです。

ペットを失った時、悲しみや喪失感を感じる「ペットロス」はしばらくすると回復しますが、重症化するケースもあり、注意が必要です。

日本ペットロス協会の代表で、心理カウンセラーの吉田千史さんは「家族同然にかわいがっていたペットを失った場合、悲しみにくれ、気分が沈みがちになるのは自然なこと」と話しています。通常は半月から一ヶ月ほどで回復するそうです。

しかし、いつまでも悲しみが治まらず、強い罪悪感や抑うつ、睡眠障害などが続くケースも数%程度あります。こるなるとかなり重いペットロスということになります。

ペットを溺愛していたのに、十分に看護できなかったという強い葛藤がある場合、重いペットロスになりやすくなります。真面目で、几帳面、責任感が強く、他人に気を使いがち、熱中しやすいといった性格の人も陥りやすいです。

吉田さんによると、ペットロスを重症化させないためのポイントは以下の四つです。

  1. ペットは自分より先に死ぬことを自覚する
  2. 過剰に依存せず、ほどよい距離をとる
  3. ペットを介した仲間を作っておく
  4. ペットロスについて正しい知識を持っておく

さらに、「仲間がいれば、悲しみを共有したり慰めてもらったりできる。知識を持っていれば、必要以上の苦しみや不安を防ぐことができます」と指摘しています。

ペットロスへの認知はまだ低く、周囲の理解は得られにくいです。「ペットが死んだくらいで」と言われることもあります。しかし、悲しみを抑えこまないことが大切なのです。

吉田さんは「一ヶ月たっても悲しみが癒えないかひどくなる、体重の極端な増減が見られる、死にたいと口に出したり考えたりするといった場合には、ペットロスに詳しい心療内科やカウンセラーなどの専門家に相談しましょう」と助言しています。

ペットロスに伴う心の変化は以下参照してください。

ペットロスの過程

●準備期
獣医師に余命を宣告されるなど、ペットの死が現実的になる。死までの期間が短いことが多く、心の準備があまりできない

●ペットの死

●衝撃期
死の直後から1~2日から1週間程度。衝撃と不安の強さは人により異なる

●悲痛期
一両日または1週間ほどたって、改めてしんみりとした悲しみや寂しさが強くなってくる。申し訳なさや絶望感に襲われる

●回復期
気持ちの整理がつき始める。いない生活に少しずつ慣れ、思い出しても以前ほどつらくなくなる

●再生期
悲しみから立ち直る。ペットへの感謝の気持ちが生まれ、失った経験を肯定的に振り返ることができる

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