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2010年9月 7日アーカイブ

果物には豊富な栄養素が含まれています。厚生労働省と農林水産省が2005年に作成した「食事バランスガイド」でも、毎日適量を欠かさず取ることを勧めていて、目安を1日200gとしています。

ところが、国民健康・栄養調査(2008年実施)によると、果物類の摂取量は116.8gと半分程度です。特に30歳代は約70gと非常に少ないです。

医学博士で和洋女子大学長の坂本元子さんは「もともと日本の食卓では果物を並べる習慣がなく、嗜好品(しこうひん)として扱われていた」と指摘しています。果物に含まれる栄養素は、野菜などと同様に健康に役立つものなので、ぜひ、食事にも取り入れて欲しいと思います。

坂本さんは果物生産団体や消費者団体などで作る「果物のある食生活推進全国協議会議」の委員も務めています。同協議会で「毎日くだもの200g」という運動を行っています。

果物ごとの200gの目安は下記の表の通りです。「結構量があるので、まずは少しずつでも、毎日食べることから始めるのが大切」と坂本さんは話しています。

このほか、調理を工夫するのもいいでしょう。坂本さんのお勧めは肉料理に果物を取り入れることです。鶏肉をオレンジで煮たり、ホークソテーにリンゴすり下ろしのソースをかけたりすると、肉がやわらかくなり、食べやすくなるそうです。

同協議会のサイトでもレシピを紹介してます。
⇒ 果物のある食生活推進全国協議会議

果物といえば、私は、朝食を果物のみにするナチュラル・ハイジーンというダイエット効果も期待できる健康法を推奨しています。詳しくはこちらのレポートをご覧下さい。
⇒ 誰でも簡単スリム!非常識な超健康科学

果物200gの目安

ブドウ・・・1房
温州ミカン・・・2個
バレンシアオレンジ・・・2個
モモ・・・2個
リンゴ・・・1個
カキ・・・2個
ニホンナシ・・・1個
バナナ・・・2本

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