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2010年8月18日アーカイブ

VDT(ビジュアル・ディスプレー・ターミナル、画像表示端末)症候群とは、長時間同じ姿勢でパソコン画面を見ながら作業することで起こる目の疲れや肩こり、首の痛みなどの症状を表す総称です。

対策として、ストレッチも有効です。そこで、企業向けに健康管理セミナーなどを開いている「コナミスポーツ&ライフ」ライセンス事業部マネジャーで、理学療法士の遠藤敏さんに、机周りでできるマッサージやストレッチを教えてもらいました。

まず、多くの人が疲れを感じる目についてです。手のひらをさすって温めた両手を両目に軽く当て、目を閉じたまま眼球をゆっくりと1~2回まわします。さらに、指の腹で目頭と目尻のきわ、まゆの両端、目の下などを押します。

目の筋肉をほぐし、血行を改善することが狙いです。20~30分に1回程度取り入れるのが理想的です。目を冷やすと爽快感がありますが、逆に筋肉を硬直させることになってしまうので、あまりおすすめはできません。

身体の疲れやこりは1時間に1回15分ほどの休憩をとり、体を動かすことで解消しましょう。イスに座ったまま上半身を伸ばしたり、ひねったり、首を前後左右に倒したりします。ノートパソコンの利用者は無意識のうちに画面をのぞき込むような姿勢をとっているケースが多く、背中に疲れがたまりやすいので、肩を上下に動かしたり、手を肩に添えて、肩を回したりすると良いでしょう。これらの運動は、息を止めずに10~20秒かけてゆっくりと行うと効果的です。

遠藤さんは「疲れをためたままでは効率は上がらない。ストレッチも仕事と考え、取り入れて」と話しています。

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