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2011年2月 2日アーカイブ

室温が15度以下の部屋で過ごすと自律神経のバランスが悪くなり、健康面に影響を及ぼす可能性があります。例えば、不整脈の症状や低血圧による発作、消化・排せつ機能の変調などです。室内で快適に過ごすためには、暖房器具を上手に活用することが欠かせません。室温の目安は20度前後が良いでしょう。

また、体を暖かく保つ衣服の着方も、ポイントです。暖かい部屋から寒い部屋への移動が多いと体の深部の体温を維持しようと抹消血管が収縮し、手足の温度を低下させるため、冷え性にもつながります。

冷え性に悩む患者を多く診る麻布ミューズクリニック院長の渡部賀子さんは「体の冷えを防ぐ第一歩は内臓のある胴回りを常に温かく保つこと。空気の層を作って保温性を高める重ね着が有効です」と話しています。

まずは、肌着は通気性や保温・吸汗性に優れた薄い素材を選びます。胴回りを覆う腹巻きも利用しましょう。さらにタートルネックやセーター、カーディガンなどを羽織るとよいそうです。

ただし、厚着をしすぎると、汗をかいて体を冷やし風邪の原因にもなってしまうので、注意も必要です。室内では、体を締め付けない前開きの服など脱ぎ着しやすいものを重ね着することがポイントとなってきます。暖房で暑くなったら、上着を脱ぎ着して調節しましょう。

最も冷えやすいのが手足です。下半身は保温性があって風を通しにくいレンギスやウールのパンツなどがお勧めです。袖口に指を通すための穴の開いたセーターを着たり靴下の二枚ばきを取り入れましょう。シルクの五本指靴下と綿の靴下を重ねることをお勧めします。

首回りや肩などが露出していると熱が逃げやすくなります。薄手のストールやスカーフで体の露出部分を減らすことも大切です。冬場は全身をぽかぽかにして過ごしましょう。

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