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肝臓にやさしい賢い晩酌法


肝臓を悪くする筆頭と言えば、お酒です。飲みすぎると、アルコール性肝障害や脂肪肝を引き起こすおそれがあります。わかっちゃいるけどやめられない私のようなタイプの人に、賢い飲み方をご紹介します。

肝臓にとってアルコールは、毒物などと同じく解毒処理すべき存在です。アルコール健康医学協会によると、分解能力は人それぞれですが、体重60キロの人が日本酒1合を飲んだ場合、分解するのに3~4時間かかります。

慶応大学名誉教授の石井裕正さんは「酔いの程度とは関係なく、アルコール分解には時間がかかり、それが肝臓に負担をかける」と注意を促しています。飲みすぎると、肝臓は朝まで酷使されるといいます。

石井さんは肝臓に負担をかけない飲酒量の目安として、日本酒なら2合を提案しています。「3合以上飲む生活を続けると、半数以上の人は肝障害が出るおそれがあります」と話しています。

週に2日、「休肝日」を設けることが肝心です。ポイントは連続2日ではなく、2~3日飲んで1日休むリズムをつくることです。飲まない時間が36時間以上あると、脂肪肝の原因となる肝臓の中性脂肪がしっかり放出されますが、それより短いと放出が不十分な可能性があります。

つまみを食べながら飲むことも心掛けたいところです。お酒は胃から素早く吸収されますが、食べながら飲むことでアルコール濃度が低くなり、肝臓への負担を減らせるということです。

う~ん、実際、私には休肝日二日はつらすぎます(苦笑)

1回の飲酒で適当とされるお酒の量

  • ビール(5度)・・・中びん2本(1リットル)
  • 日本酒(15度)・・・2合(360ミリリットル)
  • 焼酎(25度)・・・1.2合(220ミリリットル)
  • ウイスキー(43度)・・・ダブル2杯(120ミリリットル)
  • ワイン(14度)・・・1/2本(360ミリリットル)
  • 缶チューハイ(5度)・・・3缶(1リットル)

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