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美健伝道師: 2010年5月アーカイブ

漢方で効果が期待される分野に「不妊治療」があります。高度な治療を行っても、妊娠できない人が必ず存在するためです。

長く不妊治療も行ってきた南多摩病院産婦人科の村田高明医師は、「子宮癒着などの器質性の不妊は別として、ホルモン異常による不妊や原因不明の場合などには、漢方を試す価値はある」と話しています。

村田さんの治療ではまず、冷え性や太りすぎ・やせすぎ、自律神経失調症などの症状を治し、「妊娠できる体」を作ります。併せて不妊の原因を取り除くことを目指すそうです。

南多摩病院で治療した1990年~2002年の村田さんのデータによると、3150人の女性のうち、妊娠したのが900人で、妊娠時に服用していた漢方薬は、冷え性の治療にも使われる当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)や当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)のほか、排卵誘発剤と似た効果を持つ温経湯(うんけいとう)、不眠など精神的な症状を改善する加味逍遥散(かみしょうようさん)が多かったということです。

「不妊の女性は冷え性で、ストレスを抱える傾向も強い。ストレスは精子の数を減らし、男性の不妊にもつながる」と村田さんは話しています。精子の運動率を高める「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」を処方することも多いそうです。また、「不妊の根本には男女とも体力不足があると思う。『力を補う』漢方こそ、現代に適した治療では」と指摘しています。

サイクリングにも気持ちのいい季節です。

ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクといったスポーツ車で、本格的に自転車を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?寺社や名所旧跡、甘味屋巡りなどテーマを決めてルートを設定すると、意欲も向上し面白いと思います。

ただ、注意点は風を切って走ると気分がよくなり、激しい運動になってしまうことです。息が切れるほど運動が激しいと、糖質や脂肪が効果的に燃焼されません。理想の運動は「最大心拍数」(220から年齢を引いた数が目安)の65~75%で20分以上続けることです。

信号待ちなどの際に脈を取ってもいいのですが、いちいち止まって測るのが面倒なら、自転車に市販のサイクルメーターを付けることをおすすめします。センサーを胸と自転車につけると、心拍数や走行距離、消費カロリーが表示され、運動が数値で分かるので大変便利です。また、疲労度を簡単に調べる方法は1回のスクワットです。ふらつけば、太ももが疲れている証拠です。

自転車で運動を始めてから、悪玉コレステロールなどが下がったという方もいるようです。安全運転で、楽しく健康的なサイクリングをお楽しみください。

ゆっくり自然の中を歩くハイキングにうってつけの季節です。杏林大学医学部教授の大野秀樹さんは「初心者は少しでも先に進もうと、早足になりがち。特に歩き始めは注意が必要。ペースが速すぎるとバテてしまいます」と注意しています。ゆっくりした一定のペースを保つことがハイキングを楽しくするコツです。

その時、運動量の目安になるのが心拍数です。下記のような心拍数が年齢別の目安となります。最近は手軽に測定できる腕時計型の心拍計が1万円前後から販売されています。ただ、この心拍数でも、呼吸などに苦しさを感じる初心者は無理せず、ペースを落とすことも大事です。

大野さんのお薦めは、都市近郊にある低山を歩くコースだそうです。1000メートル以下で、休憩や昼食時間を入れ、長くても6時間以内で往復できるコースを選びましょう。岩登りや沢登りのある場所は避けたほうが無難です。「きつい坂を歩かなくても景色のいい場所に行き着くコースはたくさんあります。ガイド書で探してみてください」と大野さんも話しています。

また、ハイキングでも本格的な登山同様に、「分相応」を意識してほしいとアドバイスしています。若い頃に登山経験があり、久しぶりにハイキングを楽しもうという人は特に注意が必要です。体調が悪いときや天気が悪いときは、行かないという決断も重要です。なぜなら、自分で思うより体力は確実に落ちているものです。迷うこともあるので、単独行ではなく、友人・知人と一緒に、ゆっくりと自然を楽しんでは、いかがでしょうか。

目標心拍数(拍/分)

  • 20代・・・130
  • 30代・・・125
  • 40代・・・120
  • 50代・・・115
  • 60代・・・110

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