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子育ての最近のブログ記事

産後に、体型を気にする女性は多いですよね。1、2ヶ月ほど安静にした後、日常生活の中で、無理せず筋力をつけることで、体型を作り直すといいそうです。

産後支援を行うNPOマドレボニータの水口陽子さんは、「育児で忙しい時期ですが、子育てをしながらエクササイズすることができます」と話しています。

産後最も気になるのが、おなかのたるみです。猫背や反った姿勢でいると、二段腹やぽこりおなかになりやいようです。恥骨からおへそのラインを真っすぐに保ち、背中も真っすぐにする正しい姿勢を心がけることで、腹筋や背筋が鍛えられ、おなかのラインがすっきりします。

水口さんが進めるエクササイズはオムツ替えの際の腹筋・背筋トレーニングと、赤ちゃんを抱っこして立つ筋トレです。「オムツ替え」はあぐらで座り、前傾する時はには、正しい姿勢のまま、足のつけ根から上体を倒します。「抱っこ」は、首から肩にかけての筋肉を伸ばすことで、肩や二の腕が鍛えられます。産後6ヶ月ほどは、無理をせずに日常的に行うといいそうです。

「過度に食事を制限して体型を戻そうとする女性もいるが、代謝が低下して太りやすくなりかねない。筋肉を使うエクササイズが大切です」と水口さんは指摘しています。

かつて受験用語で「4当5落」という言葉がありました。睡眠時間を4時間に削れば合格し、5時間なら不合格という意味です。

ですが、この考えは間違いだといいます。睡眠は疲れた脳を休め集中力を回復させ、勉強した内容を脳に記憶し、生理整頓して応用力を培う働きがあるからです。

NPO法人「学習カウンセリング協会」が浪人生57人を対象に行ったアンケート調査では、十分な睡眠がとれていないと考えられるのは49人(86%)にのぼりました。調査をまとめた本郷赤門前クリニック院長の吉田たかよしさんによると、睡眠不足のサインは応用問題での行き詰まりだそうです。数学では、公式の丸暗記で対応できる問題は難なく解けても、どの公式を使って解くかから考える応用問題が解けなくなります。

心身の調子を崩した受験生を診察する吉田さんが、まず全員に勧めるのが、昼食後の短時間の昼寝です。集中力や思考力をつかさどる脳の「前頭葉」の働きを回復し、午後から勉強がはかどるからです。

紅茶やコーヒーが含むカフェインは、体内に吸収されてから20分ほどで、脳の働きを高める効果が出てきます。飲んでから寝ると、すっきりとした目覚めが期待できます。眠れなくても、目を閉じて光の刺激を遮断するだけで効果があります。

睡眠時間が短いと、食欲を抑えるホルモンの分泌が減り、脂っこい甘い食べ物を欲するホルモンが増えてしまうので、太りやすくなってしまいます。そこで、夜食でお勧めなのが、野菜たっぷりのおじや、バナナヨーグルト、サツマイモとリンゴの重ね煮などです。下記も参考にしてください。

●受験生の夜食の例

野菜おじや
ごはん(茶わん1/2杯)、季節の野菜(ハクサイやニンジン、サトイモ、キノコ類など適量)をだし汁で好みの味に調え、卵(1/2個)でとじる。

バナナヨーグルト
バナナ(半分)とプレーンヨーグルト(70g)をあえる。甘みが足りなければ砂糖と加える。

●合格昼寝のポイント

  1. 時間は短く(目安は15~20分)
  2. 昼食後午後二時までに
  3. 寝る前に紅茶や緑茶、コーヒーを飲む
  4. 眠れない場合は目を閉じるだけでもよい

子どものおねしょで悩む親は意外に多いようです。そこで、おねしょ対策をご紹介します。

副都心こどもクリック院長の赤司俊二さんは、「共働きで子どもに十分接してあげられない。だから治らないいんです」と、相談されることが少なくないそうです。ですが、「親の育て方や子どもの性格とは関係ありません。ほとんどは排尿の仕組みの発達がゆっくりなだけです」と説明しています。

おねしょは、夜に作られる尿の量と膀胱(ぼうこう)のバランスがとれていないために起こります。

赤ちゃんの尿はいつも薄いのですが、幼児期になると、夜間に尿を濃くする「抗利尿ホルモン」が分泌され、時間あたりの夜の尿量は昼間の半分になります。この分泌が悪いと、夜でもたくさんの尿が作られ、あふれていまいます。

夜の尿量が減っても、膀胱の機能が整わないとおねしょになります。尿をためる力が弱く、日中もトイレが近いタイプと、昼間は問題ないのに、夜、十分ためられないタイプがあります。膀胱は自律神経の働きで、夜には昼間の1.5~2倍の量をためられるようになるのですが、これがうまく働いていないことがあります。

おねしょ対処の3原則は「起さず、あせらず、しからず」です。

無理に夜中にトイレに起こすと、尿の量を減らす「抗利尿ホルモン」の分泌が減り、さらにおねしょがひどくなることがあります。しかる、あせるなど、子どもへの心理的圧迫も逆効果です。

また、水の飲み過ぎや、冷えでもおねしょは起こります。日常生活でこのようなことを意識していると、治りも早くなるようです。赤司さんは「幼児期のおねしょはまったく問題ない。小学1年の夏を過ぎて本人も気になるようだったら医療機関を受診してみて」と話しています。

中学の環境の変化になじめず、不登校などのきっかけにもなってしまうのが“中1ギャップ”です。新中学生の親は、子どもの心の健康への配慮も必要です。

「今の中学生の最大の関心事は周りと仲良くつきあえるかどうか。新入生には、親が想像する以上のストレスがかかります」と、日本学校保健会事務局次長の並木茂夫さんは話しています。

元中学校長として生徒と対話してきた並木さんの親へのアドバイスは「春はひたすら子ども話を聞くこと」です。会話していても、子どもの話を聞いていない親は意外に多いそうです。親への研修会ではまず、“悪い聞き方”を実演しているそうです。例えば、頼まれてもいないのにアドバイスしたり、家事をしながら適当に相づちを打ったり・・・。必ず「それ私です」と声が上がるそうです。

逆に良い聞き方は、価値判断を加えずに「大変だったね・・・」と共感を示しながら、話を引き出すようにします。カウンセリングでも使う基本的な方法で、話すことによって、感情や考えが整理され、自分で解決策を見出していくのだといいます。一緒にオロオロする親もいるそうですが、毅然と構えることが大切です。

春を過ぎても解決しなければ、担任やスクールカウンセラーに相談してみてください。ただし、並木さんの経験では、子ども自身が乗り越えることがほとんどだそうです。「『親に話を聞いてもらえた』ことが、大人が思う以上に子どもの心の安定につながることを知ってほしい」とアドバイスしています。

聞き上手になるための3つのポイント

  1. 話に意識を集中させる
  2. 相手の気持ちを理解しようとする
  3. 話を引き出す

集団生活に適応できない児童で授業が混乱してしまうのが「小1プロブレム」です。我が子が授業中にきちんと座って話を聞けるかどうか、心配な親御さんも多いと思います。

諏訪東京理科大教授の篠原菊紀さんは「幼児期に十分体を動かすと、注意力や感情の抑制力が高まる」と話しています。篠原さんたちは長野県内の保育園で、特別なプログラムを導入している園と、していない園の園児に注意力や抑制力を調べるテストを行いました。すると、運動をしている園の方が高く、その差は小学3年生くらいまで持続したそうです。

「身体のコントロールと心のコントロールは似たような脳の機能を使っている可能性がある」と篠原さんは話しています。運動は、おにごっこや縄跳びなど何でもよいのですが、全身バランスをよく使う運動が効果的だといわれています。

実際にいすに座ることに慣れさせるには、リビングなど子どもが落ち着ける場所で親子一緒に座り、少しでも長く座り続けられたら、すぐに褒めることが大切です。篠原さんによると、褒められたという“快感”と、その時の行動は、脳の「大脳基底核」と呼ばれる部分で結びついていて、褒められると、もっと続けようというやる気が起きるそうです。

座っている間、その日の出来事を話したり、好きな絵本の内容を、絵本を使わずに話して聞かせることもおすすめです。親子のコミュニケーションも深まり、一石二鳥です。

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